歯周病による知覚過敏

歯周病で歯ぐきが減少し、歯の根が露出している場合は、それ以上の進行を防ぐためにクリーニングやプラークと歯石の除去などのメンテナンスで改善させる治療が行われます。口の中の環境を整え、コーティング剤を塗布する方法を併用することになります。歯周病治療は定期的にメンテナンスをすることが重要です。

1．歯周病の治療をする

歯肉が下がったり、歯が揺れると知覚過敏は生じやすくなります。歯周病の治療をすることにより歯肉をこれ以上、下がらないようにする必要があります。また、揺れが止まってくると知覚過敏は軽減します。また、きちんとしたプラークコントロールにより歯の表面の再石灰化が期待できます。

2．知覚過敏の薬を塗布する

歯がしみている部分に知覚過敏用の薬を塗ります。一般的には何度か繰り返し、塗ることによって知覚過敏が治ってきます。

3．プラスチックで詰める

歯の根元が削れてしみる場合は、削れている部分にプラスチックを詰めます。削れてしまった歯の根元は、汚れもたまりやすく、知覚過敏が治りにくいところです。プラスチックを詰めることによって知覚過敏が改善し、歯磨きもしやすくなります。